日本史のこと

高校時代に数学は必ずしも好きではなかったのですが授業はありました。代数は好きではなかったくせしてわりと熱中していた記憶があります。センター試験で行列がでなくなったのを知って、ちょっと羨ましい気もしますが、なんだろ、寂しい気もします。
はてな今週のお題が「受験勉強」なんすけど、日本史は好きで熱中して興味があったので興味本位に範囲を広げそれほど対策しなくてもなんとかなっていました。日本史は因果関係を含めただいたいの動きを把握してから深めるのが肝心なのですが、厄介なことが二つありました。ひとつは謎の部分がどうしても出てくるのです。たとえば加賀は戦国時代に100年ほど守護大名を倒して一向宗本願寺が治める国になりそれが忽然と消すのですが、フランス革命より早いこの革命はとても大きな事件と思いつつも教科書ではあまり割かれず、なぜ加賀だけそんなことがあったのか・なぜ消えたのかなどいちいちひっかかってたら前へすすみませんから謎のまま置き去りにしてあります。いつか金沢で実態がどういうものであったのか腰を据えて調べてみたいと思ってるのですが、いまだに果たせていません。もうひとつは、年号を覚えるのが苦手でした。仕方ないのでそこの部分だけ丸暗記です。いまでも1582年が本能寺の変であることを覚えていて「いちごパンツ本能寺の変」と暗記していました。明智光秀織田信長が揃っていちごパンツを履いている画像を想起すれば絶対忘れません。ただ丸暗記の難点はゴロと覚えなくちゃいけない対象がなんら関係ない点です。変といっても光秀と信長がいちごパンツを履いた地が本能寺であったわけではないのですがいまでも御池通の本能寺会館の前に行くと信長と光秀のいちごパンツ姿がちらちらと浮かぶので、丸暗記は受験のためとはいえあんまりしないほうが良かったかもなあ、とちょっと後悔しています。
振り返るとあの頃は苦手な数学を含め、よく貪欲に勉強したなあ・ガッツがあったなあ、とつくづく思います。あの頃に戻りたいか、っていったらそんなことはありませんが。